チームについて

About Us

名 誉 会 長 挨 拶

名誉会長
吉丸 秀利

元 日本ラグビーフットボール協会
レフリー部門長

 私は、平成18年の伊都ヤングラガーズ創設時から会長を務めさせて頂いておりましたが、令和5年の総会において名誉会長を仰せつかりました。
 同部の創設以来、次世代を担う子ども達がラグビーというスポーツを通して、体を鍛えるだけではなく、協力し合うこと、人を思いやること、決まりを守ること、礼儀やマナーを守ることなど、心の成長に貢献することを大きな目標に活動して参りました。
 これまで多くの子ども達が卒部していきましたが、卒部した子ども達が、高校で、大学で、社会人として、それぞれの立場で大きく成長している姿を見て、感慨深いものがあります。

 これからも、新会長となられた浦会長と協力し連携を図りながら、伊都ヤングラガーズに入部してくれた子ども達の健全育成に努め、同部の発展に貢献して参りたいと考えております。

会 長 挨 拶

会長
浦 伊三夫

 伊都ヤングラガーズは、1974年に設立以来、これまで多くの子どもたちを育んできました。
また、子どもたちの成長を見守りながら、保護者といっしょに成長を続けてきました。
 私たちは、ラグビーを通して、人の気持ちが分かる元気な子どもの育成を目的とした「
伊都ヤングラガーズ6ヶ条」を大切に、子どもの将来を見据えた活動を行っています。

 ラグビーは、多くの仲間と行うスポーツで、からだとからだがぶつかるスポーツです。
また、きつくても痛くても走り続けなければならないスポーツです。そこに、このラグビーというスポーツにしかない、素晴らしさがあります。
 からだがぶつかった時、痛みを感じます。転倒した時、からだは傷つきます。倒れても、倒されても何度も起き上がり走り続けます。からだだけではありません。ぶつかった時に相手との力の差を直に感じます。走っても追いつけないスピードの違いを感じ、こころも傷つきます。相手に対する感情、限界という自分への問いかけ、何度もこころが折れそうになります。それでも走り続けるのは自分が立ち上がり追いかけてくることを信じてプレーし続けている仲間がいるからです。


 伊都ヤングラガーズは、真の仲間と夢をつくる場所でありたい。

 勝利することが目的ではなく、勝利を目指すことで、子どもを将来強く生きていける大人に成長させることが目的です。子どもたちの成長は驚くほど速く、そして成長する時期や方向には大きは違いがあります。その時は勝てなくても、「自分の強みはなにか」「自分の弱みはなにか」「どうすれば勝てるのか」を自ら考え取り組んでいけば、きっと目標の達成につながると信じています。
 仮に最後まで公式戦でユニフォームを着てフィールドに立てなかったとしても、全力で取り組み続けた結果であれば、フィールドに立っている選手よりも、こころとからだに多くの傷を負いながら、将来に通じる力は誰よりも獲得できているはずです。
 コーチスタッフは当然のこと、子どもたちを取り巻く大人は、その時々の小さな勝利にのみ目を奪われることなく、懸命な努力により獲得した見えない成果に目を凝らし、全員が評価され成長を続けるチームでありたいと思います。

 「こころ」と「からだ」を傷つけながら、何度でも回復させていくことで、さらに強い「こころ」と「からだ」を育む。こころの中で泣きながら立ち上がり走り続ける子ども、その壁を乗り越える力とその先の成長を見守り信じ続ける大人。


 伊都ヤングラガーズは、関わる全ての方々の努力で、子どもの未来のために存在するチームでありたいと考えています。