伊都ヤングラガーズは、1974年(昭和49年)に小学生を対象に創部された引津リトルラガーズと、2006年(平成18年)に中学生を対象に創部された伊都ヤングラガーズが、2015年(平成27年)に合体し、小中一体となったチームに発展して通算50年を経過することとなりました。
これは、これまで両チームを継続的に支援して頂いた、歴代の監督、コーチ、OB、保護者を中心としたサポーターのお陰であり、心より厚く感謝申し上げます。
伊都ヤングラガーズは、今後も感謝の気持ちを忘れず、子どもたちがラグビーを楽しくできる環境を作り、一人の人間として成長する姿を見守っていきたいと思います。
伊都ヤン設立の目的
伊都ヤングラガーズは、次世代を担う子供達がラグビーというスポーツを通して、体を鍛えるだけではなく、協力し合うこと、人を思いやること、決まりを守ること、礼儀やマナーを守ることなど、心の成長に貢献することを大きな目的に設立しました。
ラグビーというスポーツについて
ラグビーというスポーツは、チームスポーツの中で最多の15人(高校生以上)の選手がお互いに体をぶつけ合い、勇気を振り絞って果敢にタックルをするなど、格闘技的要素があるスポーツです。
一方で、チームのために自らを犠牲にしてボールを生かし、味方同士でサポートをし合うなど、自己犠牲精神が必要なスポーツでもあります。ラグビー精神として「ノーサイドの精神」「一人はみんなのために、みんなは一人のために」「子供を大人にし、大人を子供にする」といった言葉が使われているのも、複合的な要素を兼ね備えた魅力あるスポーツだからこそです。
伊都ヤングラガーズが目指していること
チームとしては、福岡県大会と九州大会で優勝し、全国大会に出場することを目指しています。しかしながら、それ以上に目指していることは、子供達がラグビーというスポーツを通して、失敗をしない人間ではなく、失敗を乗り越える人間に、明るく元気に成長してくれることです。
ラグビーを通しての人間形成
ラグビーは15のポジションがあり、それぞれのポジションの選手が、責任と勇気をもって果敢にプレーすることが必要です。チームプレーは個人の集合体であり、選手一人ひとりの頑張りや責任を持った行動がチーム(勝利)のために如何に大切かを教え、どんな困難に出会ってもそれを乗り越える精神的な強さと、チームメイトに対する思いやりの心を植え付けていきたいと考えています。